「ほら、ゆったろ!ビックマック200円って!」
「まじだ。さすがiPhone。最新機種すごい。」
「いや、だからおれもちょっとは褒め、
「iPhoneかぁ。ただともかぁ…兎澤もソフトバンクだっけ?」
「津久井、おれ、おれ!ただとも!」
「貫井には聞いてないし、ただともはちょっと…。それこそ用もないのにかけてきそう…」
「うん。むしろ着拒したよ、俺。」
「エ?!兎澤?!」
「ハハハ、ほら貫井、前前。」


「いらっしゃいませ、こんにちは!店内でお召し上がりでしょうか?」
スマイルおねーさん。心なしか目が同情的。あ、恋する。うそ、しません。



「…どーでもいいけど、津久井って食べるの下手くね?」
「ほんとだな…。なんでパンが先になくなってるんだ?ていうかなんか垂れてる。」
ココ、て具合に兎澤が自分の口端を人差し指でなぞって笑う。
「え、うそ。」
すぐさまあごを拭うしぐさをする津久井だが、もうその手自体、いろいろ終わってる。
「…おま、なんかかわいすぎてムカツク。萌えキャラか!!」
「貫井も褒められたもんじゃないけど、まあ人並みだよな。」
「兎澤チェッククリアしちゃった?ってか兎澤のがなんか、異様にきれいなんだよ食べ方…。何、箱とか畳んじゃってんの?!」
「いや、別に。片付けやすいし?」
「ていうか貫井声でかい。女子高生が見てる。」
津久井が草食系な笑顔で、背中越しにあいさつ会釈。
思わず振り向く。
こっち側向いてる子、ちょっとぽっちゃりだけど笑顔かわいいし、背中向けてる子は、ポニテ。
やば、うなじあ〜ちゃんじゃん!

「え、あの子たち?!え、見てた?!人数合わないけど声かけよう声、まず、まず!ホラ兎澤。青春、しよ☆」
「…必死だな、しかもなんか、顔近い。」
「貫井は店員さんにスマイルでも注文してくるといいよ。300円くらい出したらすごいいい笑顔してくれるかも。」
「有料?!」
「うん、有料、貫井には。」


「ありがと…」
店のテーブルは狭い。
向かいに座る2人は超いい笑顔。
友情スマイルはゼロ円。


♪チャラッチャッチャッチャー、アィムラビニっ…



 >>>貫井P   -- 11/02/28-20:01..No.[225]  
    遅くなりましたが勢いでアップ。
これ書いてるとき、マジで一人妄想チャットで、楽しかったんですけど、楽しくなっちゃいかん!って。
そんな自分がいろいろ残念でした。
勝手にいろいろ本当すみません…<食べ方とか妄想500パー

でもぜひ津久井くんにはピクルスも抜いて欲しいと思ってます…。


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