思い

愛してると言う言葉が重くて口から出ない。
抱きしめたくて、
キスしたくて、
側にいたい。
これが【愛】じゃないというならなんなのだろうか。

「恋人って独占することの言い訳みたいでうっとうしいよな」
「うん。わかる。わかる。一人に縛られるって違うしさ」
「そうだろ? それだったら、仲のいい奴らと一緒に遊んでる方が楽しいよな」
「そうそう」

友達でいたいから、【愛】の言葉は喉の奥で消えてしまう。
その目が、俺じゃない誰かを映すのに気づいても。
俺じゃない誰かのことで言葉がいっぱいになっても。
友達でしかない俺に何もすることなんてできないのに。

壊したくないから……壊したくなる。

お前の前から俺という存在が消滅してしまえば、俺の【愛】は壊れはしないのだろうか?



 >>>匿名   -- 05/07/31-00:11..No.[127]  
    口調はCの口調と変えました。バレバレなんで。
どちらかというと人さまのCさんをイメージして書きました。ちょっと違うかな……
リクエストされたの書かないとなんだが……いつできるかなぁ。て、ここ書いてる間に書けよって感じですか(笑)


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